おうちボックスフォトの撮り方。ボックスの作り方~画像編集まで解説【初心者向け】
ましかく写真と相性抜群!SNSで見かけるようになった「BOX(ボックス)フォト」の撮り方をご紹介します。
SNSで見かけて、赤ちゃんの大きさも相まってとっても可愛い写真だなと思ってどうやって撮るのか気になりました。
おうちでボックスフォトを実践されている方の投稿を参考に、より簡単で手軽にボックスフォトを撮影する方法をいろいろと試してみました。
実際にやってみてわかった気を付けるポイントを踏まえて、ボックスの作り方から撮影・画像加工まで、素敵なボックスフォトの撮影方法をご紹介します。
- ボックスを作る
- 撮影スポットを作る
- 撮影する
- 写真を加工する
今回ご紹介するのは、お座りができるようになった子から3歳くらいまでにおすすめの撮影方法となっています。
それではボックスフォトの撮影を始めていきましょう!
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今回撮影するボックスフォトの仕上がりイメージ
ボックスフォトの仕上がりイメージはこんな感じです。
箱の中に入っている感じがとても可愛いですよね。
普通に9枚並べるだけではなく、「ボックスの中」という一工夫を入れるだけで9枚の写真が一つの作品に大変身♪
月齢フォトやハーフバースデー・初めての誕生日など記念の写真は1枚に絞るのが難しいので、9カット選べるというのもイベント写真にうってつけの構図です。
画像加工が得意な人であれば、手足が飛び出した不思議な写真に仕上げることもできちゃいます!
今回は、写真撮影や画像加工が苦手な方でも挑戦しやすいシンプルな撮影方法でやっていきます。
- ボックスを作る
- 撮影スポットを作る
- 撮影する
- 写真を加工する
写真撮影に必要なもの
- 撮影ボックス(お子さんの身長にあわせたサイズ)
- カメラ・スマホ
- カメラスタンド
- ぬいぐるみやおもちゃなど装飾
ボックスフォトの撮影に必要なのは主役でもある撮影ボックスとカメラスタンドです。
この2つが仕上がりを左右します。
カメラスタンドの用意がない場合にはカメラマンとお子さんのサポートをする人に分かれることで代用可能です。
ボックスフォトで使うボックスの作り方
まずはじめに撮影ボックスを作っていきましょう。
今回作成する撮影ボックスのサイズは「縦60×横60cm×奥行40cm」です。
今回の撮影では5歳112cm,3歳93cmが入っています。
ボックスの大きさはお子さんの身長にもよりますが、縦横50~66cmほどで作成している人が多いです。
背景の四角に頭がかぶらないように作れるとボックス感が引き立てられます。
奥行は深くすると箱の感じが出る分、影ができやすくなります。浅すぎると足がはみ出してしまって加工が難しくなります。
このあたりもお子さんの体形や行動に合わせて調整をしてみてください。
材料
一番簡単に作れる方法での材料はこちら。
- ダンボール 200サイズ (600*600mm)
- 模造紙 5枚
- 両面テープ
- ガムテープ
- セロハンテープ
- カッター、カッター判、定規
ダンボールはホームセンターで購入しました。
ネットでは1枚では販売しておらず、数千円もしてしまうので、出かけなきゃで大変でもホームセンターに行って買うのが間違いないです。
長方形や面のダンボールを正方形にするよりもゆがみがすくなくて強度もあり、とても綺麗な仕上がりになります。
手間と費用を考えても、ホームセンターで正方形のダンボールを買うのが一番良かったです。
(身近なダンボールでくみ上げるタイプのやり方も後日紹介します。)
作り方
正方形のダンボールを使った撮影ボックスの作り方を説明します。
作成するのにかかった時間は2時間ほどでした。丁寧にやったほうがいいので、数日にわけでコツコツを進めていく計画で作っていくとよさそうです。
撮影ボックスの背景となるダンボールの底の面を内側の2枚だけカッターで切り落とします。
この作業は必須ではありませんが、背景をまっすぐ綺麗にするのにこのひと手間を入れてあげます。
内側の2枚を切り離して箱の枠になる外側はそのままにしておきます。
切り離した内側の面の2枚をガムテープで貼り付けます。
こうすることで背景部分が1面となって隙間なくピンと紙が貼り付けられるようになります。
この時点でダンボールの中にピッタリ納まるか確認をしてください。
次に模造紙の真っ白な面が表になるようにダンボールを包むように貼り付けます。
模造紙の大きさは面倒ならカットせずそのままでOK!
ラッピングをする要領で包んであげます。
これで背面ができあがりです。
購入したダンボールが奥行が深ければ、さきほどカットした背面になるほうから奥行を測り、余分なダンボールをカットします。
結構大きくてズレやすいのでこまかくサイズを測って、定規でガイド線を引いてからカッターでカットしていきましょう。
正面の仕上がりに直結する作業なので慎重に進めていきます。
次は側面です。模造紙のマス目を活用して長さを測り、3cmほど余白を残してカットします。
ポイントはダンボールが見えないように気を付けることです。
正面に切り口が見えてる部分は外側まで紙で覆ってあげます。
箱として閉じるところも、側面から繋ぐように紙を貼り付けておきます。
すべての面に模造紙が貼り付け終わったら、箱の形にしていきます。
このときにも背面になる面が箱に収まるかチェックしてから形を整えていきます。
背面は折れやすいので、両面テープで接着させるとよりピンと仕上がります。
これで撮影ボックスの完成です。
撮影方法
撮影ボックスの準備が終わったらいよいよ撮影です。
正方形のゆがみがなく撮影できるように位置を調整していきます。
お手持ちのカメラでグリッド表示ができればより正確な調整ができるのでチェックしてみてください。
- グリッド表示をON
- 水平表示をON
iPhoneでの撮影の場合にはスクエアにセットして、グリッドの四角部分を背景の四角に合わせて調整すると合わせやすかったです。
箱の中央部分にカメラ位置がくるように高さを合わせます。
カメラ位置が準備できたら、あとはひたすら撮影です。
9カット使うので小物を使っていろいろなポーズを撮ってみてください。
赤ちゃんが箱に入るのを嫌がるときには無理をせず、後日改めて挑戦しましょう。
同じポーズでも赤ちゃんのいろいろな表情の違いで選べば写真は仕上がります。
撮影は30分~1時間ほどを予定しておくとよいです。
写真の編集方法
撮影が終わったら写真を加工していきます。
使用するアプリは2種類。
- 画像編集系
- コラージュ系
特別なアプリを使用する必要はなく、普段使っているものでOKです。
今回使用したのはMOLDIVというアプリです。編集もコラージュも対応しています。
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iPhoneであれば標準の編集機能でも対応可能です。
使用したい9カットが決まったら1枚ずつ箱のゆがみを調整します。
スクエアで切り取りをして拡大・縮小をしたときに四隅に箱の角がくるように仕上げていきます。
多少ズレてても1枚にまとまったときにはそれほど気にならないのでだいたいで大丈夫です。
画像を9分割にしてくれるコラージュ系の加工を使用して、9枚セットします。
余白の幅はお好みのサイズで調整してください。
思ってるより太くしても可愛いです。
次に、9枚すべての画像の背景になっている背面の四角の大きさが同じになるように調整します。
背景の大きさがそろうと先ほど調整した四隅のずれが多少あっても気にならなくなります。
画像のサイズ調整が終わったら、最後に画像全体で見た時の明るさやフィルタの調整をして、写真ごとの明るさなどの誤差をなるべくなくします。
これで完成です。
みんなのボックスフォト紹介
SNSで見つけた可愛いボックスフォトをご紹介します。
衣装や撮影アイテムの参考にしてみてくださいね♪
今流行りのボックスフォトをやってみよう
今回はSNSで話題のボックスフォトの撮り方をご紹介しました。
撮影ボックスはダンボールで手軽に作ることができます。
箱に入った可愛らしい写真が撮れるのもお子さんが小さいうちだけなので、ぜひ撮影してみてくださいね。
たくさん撮った写真はしまうまプリントで印刷して、ましかくアルバムでもボックスフォトを楽しめます。
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