【写真有り】しまうまプリントの自動補正はダメ?色補正ありなしで比較
この記事ではしまうまプリントの自動補正について解説しています。
写真をプリントして、仕上がりの色合いがイメージと違うと思ったことはありませんか?
それはプリント時の自動補正が原因かもしれません。
しまうまプリントでは写真を綺麗に加工してくれる色補正を利用するかどうか注文時に選択できます。
今回はしまうまオリジナルで、色補正あり・なしのパターンを実際に写真を印刷してみて比較しました。
最終的には好みになってしまうのですが、自分の気に入る仕上がりがどちらかなのか、この記事が参考になれば幸いです。
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しまうまプリントの自動補正ありなし写真を比較
当サイトで比較している5つの画像をそれぞれ自動補正ありとなしでプリントしてみました。
しまうまオリジナル × 色補正あり
しまうまオリジナル × 色補正なし
写真を並べて実際に見てみましょう。
赤系
赤系の写真は自動補正のありなしでそこまで大きな差は感じませんでした。
どちらも画像よりも少し暗い濃い目の仕上がりです。
青系
青系は結構な差がありました。
自動補正ありのほうがより明るく鮮明な色合いに仕上がります。
こちらの写真だと補正ありなしでの差はありませんが、そもそも元データとの違いが大きいですね。
このケースであれば、補正ありなしどちらでもよさそうです。
緑系
緑系は補正ありだと全然違う色合いになります。
芝生が青々しくなっているので、人によっては補正ありの仕上がりのほうが好みだというケースもありそうですね。
草木の写真では季節感が少し変わってくる印象になるかもしれません。
この写真は10月下旬ですが、補正ありの写真だと9月になるかどうかくらいな印象に感じました。
黄色系
黄色系の写真ではそこまで差は出ませんでした。
若干ではありますが、補正ありのほうが黄色が濃くなっています。
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しまうまプリントの自動補正の特徴
実際に5枚の写真をプリントしてみてわかったしまうまプリントの自動補正の特徴をまとめます。
変化が小さいもの | 変化が大きいもの |
---|---|
赤系 | 青系 |
黄色系 | 緑系 |
赤系や黄色系は補正があってもなくても仕上がりはそんなに変化がなく、色が鮮やかなになったくらいの印象です。
青系や緑系は補正があることで「より明るく鮮やかで綺麗に」仕上げてくれます。
このように色補正では写真をより綺麗に仕上げてくれるものなので、色再現を求めていると「なんか違う」と感じてしまうかもしれません。
色調補正を利用しないほうがいいケース
しまうまプリントで写真を印刷する際に色調補正を使わないほうがいいケースがあります。
- 元画像に近い写真に仕上げたい
- 自分で加工済みの写真
- 複数の画像がある分割写真
元画像に近い写真に仕上げたい
補正を行うということは元画像を加工するわけですから、当然仕上がりとして変化が出てきます。
画像のイメージにできるだけ近い仕上がりにしたい場合には色調補正が行わないほうが満足いく仕上がりになります。
自分で加工済みの写真
自分で加工した写真を色補正すると、仕上がりイメージと違うという結果になってしまうことがあります。
色合いの調整は自分でやりたいという場合は、自分で事前に写真を加工してプリント時は自動補正なしを選ぶようにしましょう。
複数の画像がある分割写真
2枚以上の画像を合わせて1つのデータにした分割写真も自動補正は避けたほうが良いです。
白がメインの写真が含まれていると白い部分が明るすぎていわゆる色が飛んでしまう現象が起きます。
また、水色系はより青みが増すので不自然さが際立ってしまう可能性があります。
分割写真の場合も加工の際に色合いの調整まで行いプリント時には自動補正をオフにしましょう。
他にも、しまうまプリントでは以下のケースで色補正を「オフ」にすることを勧めています。
カメラマンにより撮影された写真・イラスト・色補正を既に行った写真・白黒写真・単色部分の面積が多い写真・水族館の水槽内の写真や水中写真の場合は、「色補正」を無効にすることをおすすめいたします。
しまうまプリント公式サイト
しまうまプリントの自動補正をするかは好み
しまうまプリントの自動補正でどんな仕上がりになるかイメージできたでしょうか?
自動補正を使うかどうかは、正直好みの問題になります。
- 加工はお任せして綺麗な仕上がりにしたい
- 暖色系の写真が多い
元データを忠実に再現するよりも、写真をより綺麗に残しておきたいなら自動補正を使うといい仕上がりになります♪
- 写真は自分で加工したい
- 分割写真をプリントしたい
- 寒色系の写真が多い
写真に対して何かしら手を加えるのであれば自動補正は使わないほうがいいです。
水中や空などは自動補正によってかなり雰囲気が変わるので、補正した写真を参考にどちらを選ぶか決めてみてください。
悩んだら自動補正なしにしておくと仕上がりイメージの差が小さくなるので安心です。
しまうまプリントでは色補正をするかしないかを選ぶことができるので、シーンに合わせて使い分けてもいいかもしれないですね。
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他にもしまうまプリントの印刷紙による違いも実際に印刷して比較しているのであわせて読んでみてください。